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病院で検査してもわからない神経痛の正体

「最近なんか痛い…。あまりにも長く続くから一度病院にでも行ってみようかな。」と、

いざ病院にいってレントゲンやCT、MRIなどの撮影をしても原因がはっきりせず、

 

『Dr)神経からきている痛みでしょう。』

 

と言われ、痛み止めを処方されるだけ。…という経験はありませんか?

 今回はこのような原因不明の神経痛についてお話いたします。

原因不明の神経痛には、血液の流れが関係しています。

体にとっての血液の役割は、酸素や栄養など必要なものを運んで、二酸化炭素や老廃物などの不要なものを体の外へ運び出すことです。 

 

そして血液は、免疫として体を病気から守ったり、ケガをしたら血を止めたり、古い細胞を新しく作り変えたりしてくれます。 

この血液が不足すると、神経や免疫細胞によって感知され、私たちの体から血液不足のサインとして、その部分に痛みやしびれ、コリが現れます。

 

これこそが一般的に「神経痛」と呼ばれ、病院へ行って検査をしてみても原因がはっきりせず、

 

『Dr)神経からきている痛みでしょう。』

 

と片づけられる血流不全症による神経痛です。

 

例えば、長時間正座をした後しばらく足がしびれて痛くなるのも、血流が妨げられることで起こる神経痛なので、これと同じ仕組みです。

 

ただし、正座のときは一時的なものですが、体の中では長期間に渡ってあちこちで血流不全状態が続きます。

 

このように長い間血流が妨げられることで引き起こされる痛みが神経障害性疼痛と呼ばれる慢性痛の正体です。症状の目安として2~4週間以上痛みが続く場合は、これに当たります。

 

この慢性痛の原因は、主に二つあります。

一つは息が止まるような強い衝撃です。

これはスポーツによるぶつかる・落ちる・殴られるなど(捻挫・骨折を含む)の経験、または事故によるむち打ち症などがあります。

これらのケガは時間がたてば、表面上は治りますが、衝撃を受けた際に直接神経を傷つける場合や神経の近くに炎症が起こるなどして体の奥にダメージが残り、神経痛を引き起こす原因になります。

 

 

もう一つは内臓の異常です。

内臓の中でも特に消化器系臓器の異常が、神経を介して背中の筋肉のコリに関わってきます。内臓の異常や疾患は、「関連痛」と呼ばれる痛みとして体の表面の痛みとして感じられる場合もあります。

 

 

 

 

以上の要因が慢性痛の原因となりますが、日常生活の中で同じ姿勢を取り続けること…じっと動かない時間がある場合にも、同じように血流不全症を引き起こすことがあります。

これは血液が心臓によって全身へ送り出される以外に、筋肉の動きがポンプのように作用して血液を体の隅々へ送り出すことに起因します。同じ姿勢をとっていると基本的に筋肉が動かないため、血流が滞りやすくなります。

 

「でも全く動かないわけじゃないし、大丈夫じゃないの?」

 

と思うかもしれませんが、神経は一定時間血液が滞ったあと、再び流れ出すときに、滞っていた時間に比例してダメージを受けてしまいます。

 

 

これを「再灌流障害」といいます。

目安として、1時間に1度は背中を捻ったり、屈伸をしたり、伸びをしたり、大きく体を動かすようにしていないと、体の各所で小さな再灌流障害が起こってしまいますので、ご注意ください。

 

以上が病院で原因がわからない神経痛の正体です。

しかし神経痛が起こるほど血流不全症が進行している場合、

自分でストレッチしたり運動したりしてもどうにもならないレベルまで進行している場合が大半です。

…かといってマッサージ店に足を運んでも、

2~3日楽になるだけで、すぐに痛みが繰り返してしまいます。

 そんな血流不全症による根深い神経痛にお心当たりのある方には、当店へご相談ください。

 

マイオバイブによる施術では、深層筋のコリを解消することができます。興味のある方は、再び神経痛を引き起こさないための食習慣やヨガを通した運動指導なども行えますので、お気軽にお声掛けください。