肩こり腰痛のときって …
辛くて何もしたくないですよね。
コロナの影響によって
世界中で在宅ワーク率が
増加しています。
座りっぱなしの時間が増えたことで、
今まではなかった肩こり腰痛を発症した
という方も多いのではないでしょうか?
そんな肩こり腰痛初心者が気になる、
肩こり腰痛対処法についてご紹介します。
肩こり腰痛に悩む500名を対象に
どう対処しているか
アンケートした結果
皆さんは以下のように
対処していました。
<みんなが実践している対処法>
1位 ストレッチや運動 27%
2位 湿布を貼る 22%
3位 マッサージに行く 17%
4位 温める・冷やす 15%
肩こり腰痛は
外傷や神経痛など
特殊なケースを除き
血流障害が原因です。
皆さんが実践している対処法に
医学的にどのような効果があるのか?
オススメの対処法も一緒に
ご紹介いたします。
ストレッチ
伸ばすことで筋肉の弾力を取り戻すとともに、血流を改善させる働きがあります。ただし、ストレッチでは外側に位置する大きな筋肉しか伸ばせず、本来伸ばさなければならない固くなった筋肉をピンポイントで伸ばすことが難しいので、普段から予防的に続ける習慣としてはおすすめしますが、痛くなったから行う対処法としてはあまりお勧めできないかもしれません。
運動
激しい運動ではなく、全身がほんのり温かくなるような軽めの運動は非常に効果的です。適度に動かしてあげることで血流を改善し、固くなった筋肉を柔らかくしてくれます。注意点としては、痛みなく無理のない範囲で行うようにすることです。
湿布
湿布には抗炎症・鎮痛作用があります。抗炎症は、主に受傷直後の炎症期に作用するので、捻挫や打ち身のときに活躍する薬効です。患部が炎症を起こしているような場合には効果的に働きますが、慢性的な肩こり腰痛の場合は、後者の鎮痛作用がメインになると思われます。どちらにしても、湿布は原因自体を解消してくれる万能薬ではないので、痛みをごまかしつつ、その間に他の方法で根本原因を解決していくことをオススメします。湿布で痛くなくなったからと言って、治ったのとは違うことだけ、注意しましょう。
マッサージ
もみほぐしや他動的なストレッチは、自分では気づけない異常や手の届かな場所までほぐせるので、効果的です。専門のマッサージ店や整骨院などに行かなくても、誰かにさすってもらったり、軽く揉んでもらうだけでもリラクゼーション効果はあります。その際の注意として、別の場所に力が入る(例えば腰を押してもらっているときに肩に力が入る、など)ほどの痛みは控える、という点だけ気を付けてみてください。
患部を温める・冷やす
慢性的な肩こり腰痛に対して温めることはとても効果的です。温めると血流が良くなり、固まった筋肉を柔らかくほぐしてくれます。ただし循環が良くなることで、逆に痛みが増悪する場合もあるので注意が必要です。その場合は他の方法を試してみるほうがよいかもしれません。そして冷やすことは、慢性的な肩こり腰痛にはNGです。基本的に冷やすという方法は、受傷した直後の炎症を抑える効果があるため、慢性的な症状には向きません。急に起こった肩こり腰痛で、患部が熱を持っている場合に限り、冷やすことが必要になります。
以上が、皆さんが実践している対処法です。
そしてランキングには上がっていませんが、
私がオススメする対処法は
「温泉」です。
温泉では
大量の温かいお湯の中に浸かるので
人が入ってもお湯の温度が下がりにくい
という性質があります。
そのため
体の深部まで温まりやすく
量の少ない自宅のお風呂よりも
肩こり腰痛に効果的なのです。
昔から「湯治」
という言葉があるように
皆さんもゆっくり
体を休めてみては
いかがでしょうか?
とはいえ、
コロナ禍に積極的な温泉…
は難しいと思いますので
その場合は
お家のお風呂で30分ほど
半身浴をするのも効果的ですので
ぜひお試しください(^^♪