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1頭、2尾、3羽…なぜ数え方が違うの?

動物の数え方にはいくつかのパターンがあります。

日本人は自然と使い分けていますが、これらはなぜそのように分けられるようになったのでしょうか?

 

今回、筆者が「へぇ~!」と感心した由来についてご紹介します。

 

もちろん、このような語源に関わるお話は、いろいろな説があるため、今回紹介するものが一概に正しいとは限りません。

しかし、私としては納得!という印象でした。

 

 

犬・猫など1匹2匹と数えますし、

その他の生き物も「匹」で数えられるので、これが生き物の一般的な単位だと思います。

 

しかし、

牛は1頭、

魚は1尾、

鳥は1羽、

と数えるのは、

「生き物を食べた後に残るもの」

が由来なんだそうです。

 

確かに牛の頭は食べないし、

魚もしっぽが残り、

鳥の羽はむしりますよね。

 

さらにおそらく、

日本には犬や猫などを食べる文化がないので「匹」のまま、ということなのでしょう。

 

さらにそこから

「食べた後に残るもの=死んだあとに残るもの」

と転じて、

人は「1名」と数える、となったそうです。

 

「人は死んだら名が残る」というのが、

個人的にトンチの効いた数え方だな、と感じました!

 

以上、読んでくださり、ありがとうございました(^^)